第２回「ストリートこたつcafe in さいたま新都心」を実施しました（ご報告）
実施から少し経ってしまいましたが、ご報告です。
2024年３月22日（金）～24日（日）の３日間で「ストリートこたつcafe in さいたま新都心」を実施することができました。
昨年に続き、２回目の実施です！
「ストリートこたつcafe in さいたま新都心」とは……。
お仕事、お買い物、コンサート、様々な目的をもってたくさんのひとたちが訪れるさいたま新都心。そんな街の真ん中に３日間限定で現れる、珈琲を飲みながら《こたつ》でくつろげる空間「こたカフェ」。
珈琲を飲んでくつろいでもＯＫ
待ち合わせの相手を待ってもＯＫ
ボードゲームで遊んでもＯＫ
ひとりで本を読んでもＯＫ
歩き疲れて休憩してもＯＫ「これをしなければいけない」が無い場所で、
「ただくつろぎ、ただあそぶ」の時間を。そんな場所です。
私たちは「場」をつくっているのであって「イベント」を開催しているわけではないという想いを込めて、この取組をあえて「イベント」とは呼ばないようにしています。
この取組の今年の概要はこちらをご覧ください。
昨年同様（昨年以上に？）、３月に入って暖かい日が続きハラハラしましたが、天気が味方をしてくれて当日はほどよい寒さの《こたつ日和》となりました。
暑さ寒さは気になるものの、雨でもあまり気にならないのは、この場所に屋根がある強みです。
さいたま新都心に現れたこたつのある風景
道行くひとが、どんどんコーヒー片手にこたつに入ってくれました。
今年は枝ものの桜（本物！）も飾ってみました。
結構、写真に撮ってくれているひとも。
★ ★ ★
この場づくりは「こたつ」と「コーヒー」がメインですが、こたつ以外にも様々な過ごし方をご提案しました。
皆さん、こたつ以外のスペースも楽しんでくださって、企画者としては思わずニンマリです。
道で書くから「書道」コーナー
書をしたためる姿は真剣そのもの。
書き終えるとなぜか笑顔になるのが《道で書くから「書道」》
親子で楽しんでくれた来場者も
この日はさいたまスーパーアリーナでSUPER BEAVERのLIVE。
LIVEに参加するファンのひとたちが、たくさん立ち寄ってくれました。
運営も予想しなかった人気で、行列ができてしまった時間帯も。
巨大オセロとモルック
Photo by BaTaYaN
前回も人気だったストリートオセロ。
今回も老若男女たくさんのひとが楽しんでくれました。
「見たことある！」
「やったことはない！」
親子で、お子さんだけでみんな楽しんでくれたモルック。
ふるまいコーヒー
会場でくつろいだり遊んだりする皆さんには、無料で「ふるまいコーヒー」をお出ししました。
３日間で３００杯以上提供し大人気。
１杯１杯、ハンドドリップで300杯のコーヒーを淹れてくれたのは、CCO※の初代(今村さん)、二代目（藤田さん）と三代目(豊田さん)と、ママのみかたひだまりキッチンの島田春美さんでした。
※CCO(Coffee Co-muin Organizer)……様々なイベントに出張コーヒードリップに行く活動。
Photo by BaTaYaN
CCOの今村さん(初代)と豊田さん(三代目)
今回の《初挑戦》
《初挑戦①：ビブリオバトル》
今回、はじめて挑戦したのが《ビブリオバトル》。
ファシリテーターの進行のもと、５名が持ち時間内で自分の「推し本」を紹介し、No.1を決めます。
《初挑戦②：グラレコ隊のイラストコーナー》
Photo by BaTaYaN
普段はワークショップやトークイベントなどで《グラフィックレコーディング》を提供している皆さんが、おひとりおひとりの好きなこと、夢や目標、大切な思い出などをお聴きして、似顔絵を描いてプレゼント。
Photo by BaTaYaN
運営上の新しい試みも
前回はダンボールを敷いたうえに毛布などを敷いていましたが、今回は人工芝を使用！
会場の色味も鮮やかになり、座り心地も向上しました。
また、今回大きく変わったのが《協賛》の方法です。
前回は企業協賛（物品提供含む）だけで必要な費用や物品を集めたのですが、今回は個人の皆さんからの協賛を募ることにしました。
結果として、企画運営メンバーのつながりを中心に、地元の友人・知人、その他地域外から応援してくれるひとたちなど多くの皆さんから協賛をいただき、必要な費用を工面することができました。
ご協賛いただいた皆様、本当にありがとうございました。
《協賛者一覧（敬称略）》
ウェルクビル（特別協賛）
いいの／浦和たまこ(埼玉グルメなび)／大城良紀／太田寛美／オオタ／オセロ発祥の地！水戸市職員／北竹康浩／キャリアコンサルタント島田正樹／こばと／さいたま新都心TODAY／齋藤厚子／さくらざわ／島田正樹ファン倶楽部／社会保険労務士 重久 亜希子／新都心ハイボール五十嵐／鈴木小百合／関口洋輔／園屋 治／高篠 拓也（南浦和在住）／たけり／千葉亨二／でこぼこ書店／寺岡新司／長野県の一公務員より／なかはらけんたろう／西村飛俊／ほしの／ママのみかたひだまりキッチン島田春美／万年こたつの呉市民／薬袋秀明／森井孝司／矢嶋直美／ヨノ代官@与野本町YouTuber
※特別協賛を除き五十音順
ご協力いただいた皆さまへ
この「ストリートこたつcafe in さいたま新都心」では、主催者である私たちつきのとかげプロジェクトだけではなく、共催としてご協力いただいた一般社団法人さいたま新都心エリアマネジメント、さいたま新都心まちづくり協議会、お金・もの・ひと様々な面でご協力いただいた協力各社など、本当にたくさんの個人・企業・団体の皆様にご支援いただきました。
協力
株式会社さいたまアリーナ
片倉工業株式会社（コクーンシティ）
共催
さいたま新都心まちづくり推進協議会
一般社団法人さいたま新都心エリアマネジメント
この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
そして、一緒に企画・運営に携わってくれた、つきのとかげプロジェクトの仲間たちにも感謝です！
「こういうこと」ができる街・さいたま新都心
昨年に続いて、２回目となる「ストリートこたつcafe」は、おかげさまで大成功となりました。
初めてのチャレンジとなった前回とは異なり、《つくりたい景色》と《そのつくりかた》が企画・運営メンバーの中である程度共有されている状態からのスタートだったため、準備は比較的スムーズだったように思います。
訪れたひとの中には「昨年遊びに来て、今年もそろそろやらないかな～と楽しみにしていたんです」と言ってくれるひともいて、回を重ねていくごとに、さいたま新都心の風景として認知されていったらいいなと改めて思いました。
決してこの空間で、地域の課題が解決したり、困ったひとを助けたりできるわけではありませんが、「やってみたい」「楽しそう」と思える景色を自らの手でつくり、それを道行くひとたちが見たり体験してくださったことで、「この街では、こういうことができるんだ」とか「この街には、こんなことをやるひとたちがいるんだ」と思うひとが増えてくれたら嬉しいなと思っています。
ぜひ次の冬～春には、第３回となる「ストリートこたつcafe」を実施したいと考えています。
「何の目的がなくても居ていい場所」を、このさいたま新都心という街のなかにつくりたいと思いますので、ご興味のある方は《つくり手》としてもしくは《来場者》としてご一緒してください。
これからも私たちつきのとかげプロジェクトは、この街で「やるべきことよりやりたいこと」「正しいことより楽しいこと」に取り組んでいきます。
（しまだ）
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